●【地産地消】秋田名物おやき「ミルク焼き」
経木を開いて広がる甘い香り
基本的に甘党ではないのですが、五十代になって、時々甘いモノが欲しくなることがあります。若い時には決して感じたことがない感覚・・喉が渇くような感覚で無性に食べたくなります。秋田名物、鈴為もちやの「ミルク焼き」。 包装紙をあけ、経木を開きます。すると、甘い香りがぷーんと広がります。 その匂いだけでも癒されます。 |
ミルク焼きはミルクを使っていない
若い時は、和菓子を敬遠していました。特に小豆餡は苦手でした。胃が重たくなるので、ミルク焼きも他人が食べているのを眺めていることが多かったように思います。
ですので、てっきり、ミルク焼きのあの薄皮の原料は、ミルクが混ざっているものだとばかり思っていました。
実際は、白い最上質の小麦粉を使っているだけだとのこと。
牛乳を煮ると表面に薄皮が浮き出してきます。タンパク質が抽出・沈殿したものです(これをラムゼン現象といいます)。成分が脂肪70%、タンパク質20%の栄養価の高い、オブラート状の皮です。
てっきり、この皮が封じ込められていると勘違いしておりました。・・ミルク焼き。
勘違いの長いトンネルの後に来る真実。その真実は、鼻で香りを楽しみ、舌で味わうべし・・です。

