●パヴァロッティ氏はみずからパヴァロッティ・ブランドを勝ち取った
「戦うしかない・・」
昨夜、イタリア北部ペーザロにあるパヴァロッティの別荘で行われたインタビュー(制作ドイツ)を見ました。時期は1995年か?最晩年のむくんだ体つきではない、まだスリムな?体型の時期。
《NHK》「ドキュメンタリー/世紀のテノール ルチアーノ・パヴァロッティ」2007/12/16 23:00-23:55 BS2
インタビューの途中で、突然むせ、水を飲むシーンがありました。
彼は言い訳のように「蚊を飲み込んでしまって・・」と言い、そして続けて、「私がこんなに太っているのは、蚊を飲み込んでいるからだ・・」とジョークを放ちます。
そして、パヴァロッティがパヴァロッティとなった自らの歩みを語り始めます。
音楽コンクールで優勝するなどして、次第に自分の歌声に自信を深めていった壮年期のパヴァロッティは、自らのテノール歌手としての世界戦略を練ります。
「当時、優れたテノール歌手は20人いました」とパヴァロッティは語ります。
どうやって、その20人の中から抜け出していくか。「戦うしかない・・」。
誰もやらないことをやる。難しい役をこなす。挑戦するしかない。
1972年2月、米ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場でドニゼッティの『連隊の娘』、トニオ役のアリアで高音Cを9回出すという快挙を成し遂げました。
パヴァロッティの代名詞「キング・オブ・ハイC」という称号を得ることになった事件でした。
通常、このアリアの高音Cは裏声で歌うのが常識だったと言います。
「難しさを克服する」、これが彼の信条だと自ら語っています。

ジャック・オッフェンバック(オッフェンバッハ)作曲の『雪の踊り』に合わせて、10台のルノー車が優雅に舞い踊り、しかも格闘します。